10ヤードのアプローチ5種
1. ランニング
スタンスはオープン。足はそろえてクラブは極端に短く握る。
ボール位置は右つま先の前。極端なハンドファーストでコツンと転がす。
ボールにウエッジの歯を見せずフェース面からボールに当てる感じ。ロフト立つのでウエッジでも転がる。
ダフリやトップは出にくい。ラインが出しやすい。番手を変えて9鉄や7鉄でも転がせる。
2. ちょっと柔らかいランニング
1と同じ打ち方でウエッジのフェースを開いて握る。フェース面が右を向くが、ボールはスイングの方向へ飛び出す。
フェース開いた分だけロフトが寝てちょんと上がって柔らかい出玉となる。
3. 普通のピッチエンドラン
ボール位置は真ん中から右足つま先の間。スタンスはオープンであらかじめ左足体重でインパクトの形を作っておく。手首は絶対に使わず、腰の回転で打つ。
左足体重にしておかないと、手前をダフる。手首を固めておかないとヘッドが勝手に走ってトップする。
比較的長い距離 30ヤードくらいまで無理なく打てるが、トップやダフリの危険もある。特にボール位置を左にするほど危険。両足の真ん中までが限界。
4. パターチップ
パターのようにグリップし短く握る。シャフトを立ててウエッジの先っぽで打つ。手首は固定して肩の上下でパターのように打つ。
芯を外してるしギア効果も無いので飛ばない。その分パターの距離感で強く振れるので、距離の調整が微妙にならない。ウエッジの歯は地面に接地しないのでダフらないし、歯から行かないのでトップもない。
手首をしっかり固定しないとヘッドが勝手に走るので注意するのはパターと一緒。
距離感は右手でボールを下手投げする感じ。距離感出すためには少しオープンに立つ。方向性が難しいので最初はスクエアに構えてスタンスだけオープンにし、肩のラインはスクエアのままとする。
ボールは肩で打つので肩のラインに飛ぶ。
5 左足下がりのアプローチ
グリーン奥の斜面へ外して左足下がりから砲台グリーンへちょんとあげて柔らかく落とすアプローチ
スタンスはオープン、肩のラインもオープン。グリップをフェース開いて握る。アウトサイドからスタンスの方向へカットに振る。斜面なりに低いフォロー。バンカーショットのようにフェースの向いた方向に柔らかく上がる。
この5つのアプローチを状況に応じて適切に使い分ける。ライや距離によっての使い分けがなかなか難しい。
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