2017.05.29
2000年に世界遺産に登録されたぐう園。清の時代の高官が隠居するために作った建物。
世界遺産の割には意外とコンパクトな庭園ですが、隠居用の住居なんでやっぱり豪華かな。
世界遺産登録の標識
玄関 普通の来客はここで応接
庭に穴の開いた石が沢山ありました。珍しい石ということで庭に置くのが流行ったらしい。
主人の書いた書と画 隠居生活を表しているらしい。
戴酒堂とあるから食堂かお酒飲む所かと思ったけど、書斎だそうで。
主人の隠居生活の理想が書いてある。
東で酒を飲んで、西で酔い、南で花を尋ね、北で締める?? 締めるってなんでしょう
中庭。穴の開いた石が福、禄、寿と置いてあり、下には小石が敷き詰められていて、足つぼマッサージ効果がある。ここで裸足で太極拳をして運動した。
石が大量に積んであり虎丘を表しています。
この庭を取り囲む渡り廊下が龍を表していて、龍虎という縁起の良い造りになっている。
虎丘を見ながら演芸を楽しむ場所。
主人の寝室 2階です。
堀に囲まれています。
外に珍しい自販機がありました。清涼飲料が5元とか6元です。
北京から杭州へと至る運河。この運河によって中国が統一されたということで、やはり交通は大事ですね。
Wikiより引用
京杭大運河(けいこうだいうんが)は、中国の北京から杭州までを結ぶ、総延長2500キロメートルに及ぶ大運河である。途中で、黄河と揚子江を横断している。戦国時代より部分的には開削されてきたが、隋の文帝と煬帝がこれを整備した。完成は610年。運河建設は人民に負担を強いて隋末の反乱の原因となったが、運河によって政治の中心地華北と経済の中心地江南、さらに軍事上の要地が結合して、中国統一の基盤が整備された。この運河は、その後の歴代王朝でもおおいに活用され、現在も中国の大動脈として利用されている。2014年の第38回世界遺産委員会で世界遺産リストに登録された。
運河へ至る民家の間の道
突然、運河が見えた。しかし、人力で2500kmもこんな運河を掘るなんてすごいスケールだね。
中国版ピサの斜塔 虎丘 これ以上近くまでは行きませんでした。暑かったし、降りたところからは遠すぎた。
街の掲示板にも虎丘とあるけどまだ遠そう。
昔はこの運河を遡るのは両岸から牛馬で引いたとのことです。
琵琶湖の3倍の大きさという太湖。深さは浅くて2mくらいしかないんだとか。
観覧車の横は迎賓館。普通のビルは景観から高さ制限があるが、迎賓館だけは特権でOK。
無錫旅情を披露するガイドさん。懐かしいでしょと言われるが知らなかった。1986年の歌で翌年のレコード大賞金賞。
淡水真珠店で実演とショッピング
淡水真珠はカラス貝で核入れせずに自然に出来る真珠。1個の貝に10粒くらい入ってて、真円のものは少ない。
この貝で5年物。左に見える真珠クリームがお土産での売り物。6個で1万円から始まって10個1万までディスカウント。
さらに1個売りもOKということで2個120元で買っちゃった。元はピンとこないけど2個で約1945円。
結局このくらいで売ってるものらしい。
三国志の時代に呉の都だった無錫市。錫が取れたのですが、堀つくしたので無錫になったとか。
高速を2時間くらい走ります。途中でPAに1回トイレ休憩。コンビニのような売店がありましたが、誰もお客が入っていない。
南禅寺に到着。京都の南禅寺とは無関係だそうです。
創建は547年だが何度も焼かれて現在の建物は1980年に再建されたもの。山門も鉄筋コンクリート。
本殿。線香や蝋燭をお供えするのは同じ。
屋根の上の瓦。電飾のケーブルが巻き付いてる。避雷針もユニーク
現地ガイド、無錫旅情という歌を披露してくれました。
ガイドさんに撮ってもらいました。
ご本尊。携帯電話や三脚は禁止だが、撮影はOK
中国らしい塔。入れるけど有料らしいのでパス。
四天王もユーモラスです。
2017.05.28
オプションの上海雑技鑑賞 260元
上海商域(Shanghai Centre)という劇場で1時間10分ほどの公演です。
足で太鼓を回す。
2階建て
3階建て
すごいね
3つの帽子を順にかぶるだけなんだけど、1個は宙に浮いてる。
逆立ち
ピラミッド3階建て
逆立ちした人の首の上でもう一人逆立ち
皿回しはコックの扮装でユーモラス
1本の棒で男女が演技
男の逆立ち、4段
土産物屋などが並ぶ観光地。
シュウマイかな
金外灘賓館というホテル3階で北京料理 北京ダックです。
上海の復興公園内で採集
中国でデザインマンホールはレアかもしれません。
ここいらは昔フランスの租界だったそうで、街並みもヨーロッパ風。
フランス式の整形庭園です。
スタバもあります。
フランス人の建てた建物。いまは観光施設です。
周公館 周恩来が国民党勢力下の上海で共産党の代表(大使)として8年間住んだ建物。
中国人は最近下火とはいえ「爆買い」でツアーの50%以上は買い物が無いと文句が出るそうです。
日本人は逆にあまり土産物店へ連れて行って観光時間が少なくなると不満らしい。
でも、土産物屋のスポンサーで安価なツアーが成立しているので土産物屋案内が無いとツアー代金は2万は高くなるそうです。
茶芸館というところで中国茶の実演販売。4種類のお茶、ウーロン茶、ジャスミン茶、黒茶、となんとかを飲み比べ。お茶を淹れるポットと4種セットで1万円とか・・。お茶だけなら100元くらい。
結構高いので、何も買わずにお茶だけタダでご馳走になってきました。
中国人は暖かいお茶を飲むので水筒にお茶の葉を入れて、お湯を継ぎ足して飲むそうです。
そういえば、空港でもホテルでもお湯は有りました。冷たいお茶は無かったような。
中国の4大博物館のひとつ上海博物館。
日本では三大なんとかって言うけど、中国では4だそうです。
1階の青銅器の展示が有名だそうで、紀元前15世紀くらいの青銅器が沢山ありました。
この建物のデザインも青銅器の鼎のデザインだとか。
精密な青銅器
ラクダの形の急須
ガラス越しでお化けみたい
大きな壺?
牛の蓋のついた壺
4階の少数民族の衣装展示。こちらは20世紀の半ば頃の製作品
陶器の焼き物 景徳鎮の産
景徳鎮の壺
すごく繊細な模様です。