ガーデニングの楽しみ (手入れ編) 2004.8.9
ガーデニングの楽しみはやっぱり花や樹のお手入れですね。手入れをしないで綺麗な庭は出来ません。
一生懸命に手入れをして綺麗になった庭を見ながらデッキでのお茶のひとときなんてもう堪りません。(^^)
草むしりなど辛い、面倒くさいと言っていたらガーデニングなんて出来ません。
Mickのいつもやっているお手入れを紹介します。このページを見てあなたは大変と感じますか、それとも楽しそうと・・・??
日々のお手入れ
- 水遣り
今年の夏は暑いですね。夏は毎日、朝と夕方に水遣りをします。朝はホースで樹木にもたっぷりとやります。
根元に少しだけやっていると根が表面に出て来て浅い根になってしまいます。
コニファーのゴールドクレストなどは根が元々浅いので、水遣りをしないと枯れこんで来てしまいます。
その他、植えて日が浅い樹木は、まだ根が深いところまで届いていないので水遣りを忘れないようにしないといけません。
夕方は鉢植えの花や花壇の草花で乾いているものを重点的に水遣りします。
草花によって乾燥が好きなものがあるので、気をつけて水遣りするようにします。
草花は水が足らないとすぐに萎れてくるし、やり過ぎると根腐れするので大変です。基本は「乾いたら、たっぶり」です。
- 花ガラ摘み
ベゴニア、トレニア、ペチュニアなど花ガラを摘んでやらないと綺麗に咲かない花が多いですね。
花ガラを摘まずにおくと種ができて花が咲かなくなってしまいます。花が終わったら花ガラを摘むと綺麗だし、次々と新しい花が咲きます。花ガラ摘みも花の数が多いと大変です。
ペチュニアの仲間で「ブリエッタ」という花は小さな花が沢山付くのですが、勝手に落ちるので手間がかかりません。最近はこのように花ガラを摘まなくても良い花が人気のようです。
- 見回り
花ガラ摘みやカメラを持ち出しての撮影のついでに花や葉の様子を見て回ります。綺麗になった庭を見て回るのは楽しみでもありますが、雑草や害虫を見つけたり元気の無くなった草花や伸びすぎた樹をどうしようかなど、新たな仕事を見つけることになってしまいます。
毎週のお手入れ
- 雑草とり
花壇は肥料も水ももらっている良い環境だけあって雑草の成長が早いです。毎週雑草取りしていてもあっという間に大きくなってしまいます。でも土が軟らかいので「すぽんすぽん」と抜けます。
レンガの間に生える雑草は手で簡単に取ることが出来ます。でも毎週取らないと数が多くなって大変です。
芝生の間に生えるクローバーなど始末の悪い雑草は抜くのが大変。芝生の雑草は時々、芝生専用の除草剤を使います。
雑草取りだけでも真面目にやると半日はかかってしまいます。
- 消毒
バラの黒点病の予防、アブラムシの駆除など害虫の駆除と殺菌のため毎週消毒します。
・殺菌剤 ダコニール、サプロール
・即効性殺虫剤 アクリテック、スミチオン、最近 スミソン(スミチオンとマラソン混合剤) など
・持続性殺虫剤 オルトラン、モスピラン
・展着剤 ダイン
以上の4種類を混ぜて水で1000倍くらいに薄めて散布します。同じ薬剤を続けて撒いているとアブラムシなど抵抗力が付いて効かなくなってしまいますので、交互に変えて撒きます。無農薬で育てている人もいますが、今のところ薬が無いと大変です。将来は無農薬にもチャレンジしたいかなと思っています。
ご近所迷惑にならないように隣が留守またはまだ寝ている時、風が無い時などチャンスは少ないですが、梅雨から夏場は毎週消毒しないとアブラムシや毛虫がすぐに発生します。
- 掃除
落ち葉をていねいに掃除します。レンガの上は箒で掃けば良いのですが、花壇の中の落ち葉も出来るだけ掃除します。特にバラは落ち葉やツボミの落ちたのに病気や虫の卵がありますので丁寧に取り除きます。
- 液肥
花の咲いている所や鉢植えの草花を中心に「花工場」という液肥を1000倍に薄めて、週1回水代わりに与えます。
時々バラにも与えますが、バラは肥料を与えるタイミングが難しいようです。
毎月のお手入れ
- 芝生刈り
最近少々さぼり気味なのですが、芝生の手入れも大事です。「隣の芝生は青い」といいますが、遠目には綺麗でも近くで見るとはげていたり、雑草が茂ったりして大変です。
月に1度くらいは芝刈りしてやらないと丈夫な芝生になりません。
また、花壇に侵入しようとする芝生の根きりもしないといけません。芝生と花壇の際を丁寧に刈り込むと見栄えがします。
- 切り戻し
草花も時々きり戻してやると、こんもりと丈夫な株になります。ペチュニアなどは花が咲いているのを切るのはもったいない感じがしますが、切った所から枝分かれしてこんもりとして花芽が沢山付きます。
切らないでいるとひょろひょろ長く伸びて形が崩れます。
季節のお手入れ
- 剪定
樹木は季節ごとに枝ぶりを見て剪定が必要です。樹の種類で剪定に適した季節があります。ツツジやサツキは花が終わってすぐに剪定しないと来年の花芽が枝先に出来るので、花芽を剪定で落としてしまいます。
ケムリの樹など大抵の樹木は切ったところから枝別れしますので、それを考えて剪定します。サツキやツゲなどは刈り込むことで枝が増えて密な樹形にします。
枝を増やしたくない樹木は枝分かれした元から切り取ります。
バラは春と夏の剪定が必要です。特に冬のつるバラの手入れは大変ですが、春の季節のバラ一杯の庭を想像しながらツルを誘引するのは年1度の楽しい作業です。
- 植え替え
一年草
季節ごとに一年草の苗を買ってきて花壇に植えています。
冬から春 パンジー、ビオラ
初夏から秋 トレニア、ニチニチソウ、マリーゴールドなど
私の場合は大体、年2回の植え替えです。
宿根草、多年草
ワスレナグサ、ベゴニア、スミレは季節に花壇を賑わした後でプランターに植え替えて、涼しいところ(夏越し)または暖かいところ(冬越し)で管理します。
また、こぼれダネから出た苗を同様にプランターで育てて季節になったら花壇に下ろします。
また、宿根草も花壇に植えたままでは夏越しできなかったり、冬越しできなかったりするものは掘り上げて鉢やプランターで管理します。
写真は雑然としていますが、夏越し中の多年草です。あまり直射日光が長く当たらない場所に花壇を作って夏をここで過ごします。
見える場所の花壇をいつでも綺麗にしようと思ったら、植え替えたものを管理する場所(ナーサリー)が必要です。
夏は涼しい場所(日陰で良いので、花壇にしにくい場所が家の周りを探せばあります。)
冬は暖かくて霜のあたらない場所(ベランダの下など)

- 肥料
肥料は季節単位で有機性の肥料と堆肥を与えています。花壇も一年草の場所は良いのですが、宿根草や球根などが植わっている場所は掘り返しにくいので段々土が固くなってきてしまいます。
綺麗に出来た花壇も時々植え替えて耕してやると良いのですが、樹木が一緒に植わっているので根を痛めるのであまり大々的にはやりにくいです。
すると樹木は元気になりますが、草花の元気がなくなってきます。やはり3年に一度くらいは大規模な植え替え、大改造をする必要があるみたいですね。
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