古九谷展
加賀市大聖寺の石川県九谷焼美術館で開催されている出光美術館コレクションの古九谷展に行ってきました。青手の古九谷がたくさんあって見ごたえがありました。
江戸前期の古九谷は大胆なデザインのものがあるのですが、その頃の風俗で「かぶきもの」というものの影響を受けているそうです。なるほど。
1億円の大皿とか、吉田屋、常設の赤手金襴ものなど時代順に見て納得してきました。
美術館の前は公園になっています。この公園は水をうまく使っています。
この水の樋のオブジェ面白いですね。
加賀市大聖寺の石川県九谷焼美術館で開催されている出光美術館コレクションの古九谷展に行ってきました。青手の古九谷がたくさんあって見ごたえがありました。
江戸前期の古九谷は大胆なデザインのものがあるのですが、その頃の風俗で「かぶきもの」というものの影響を受けているそうです。なるほど。
1億円の大皿とか、吉田屋、常設の赤手金襴ものなど時代順に見て納得してきました。
美術館の前は公園になっています。この公園は水をうまく使っています。
この水の樋のオブジェ面白いですね。
加賀には橋立という港があります。
今は橋立と言えばおいしいズワイガニの上がる港として有名です。
漁場が近く鮮度の良い蟹が上がること、漁場が砂泥底のため身も味噌も味が格段に濃厚になっているそうです。港の近くに行くと蟹を食べさせるお店がたくさんあります。
昔は橋立は北前船の港として栄えたそうで、その船主の館を大聖寺に移築して保存展示している建物が九谷焼美術館の近くにありました。入場無料なので少し見てきました。
庭の石組みは昔の北前船の船団を模しているそうです。
「古九谷浪漫 華麗なる吉田屋展」を見てきました。
加賀市JR大聖寺駅の近くです。
吉田屋は180年前に九谷焼を再興した大聖寺城下の豪商です。
大皿中心の大名道具であった古九谷が江戸時代前期に途絶えた後、吉田屋のご隠居が九谷焼の窯を起こして豊かな町民文化に支えられて大平鉢、額鉢、香合、向付までさまざまな形のうつわを作り出した。わずか7年で廃窯となったため、幻の存在であったが、江戸時代後期の色絵磁器の最高峰と賞賛されている。(チラシより引用)
九谷焼美術館の入り口。カラフルでおしゃれです。
展示室の様子です。全体の雰囲気なら撮影しても良いが個々の作品の写真は撮影してはいけないそうです。結構 お客は入っていました。
洋風のテーブルセッティングがしてあっておしゃれだなと思いました。
2階は喫茶とお土産販売。
古九谷の杜公園というひろびろとした場所にあります。この公園は川の水を引き込んで立体的に樋に流していて面白い公園です。