西国三十三所アーカイブ: くもの巣日記2

2012年8月20日

満願達成\(^^)/

西国三十三ヶ所札所めぐりがとうとう満願達成しました。

昨年、平成23年の9月に天橋立に行ったときに山上の成相寺に参詣して、
「西国三十三ヶ所なんだ」と朱印帳を購入したのが始まりです。

1回目 平成23年9月10日 「天橋立から京都」 丹後半島 かねみつ 
 28番 成相寺29番 松尾寺16番 清水寺17番 六波羅蜜寺

2回目 平成23年10月23日 「大阪と宝塚」 大阪日航ホテル 泊 
 24番 中山寺23番 勝尾寺22番 総持寺

3回目 平成23年10月29日 日帰り
 33番 華厳寺

4回目 平成23年12月16日 「金比羅参り」 琴平町 ホテルニューわたや 泊
 26番 一乗寺

5回目 平成24年1月22日 「京都」 京都東急ホテル 泊
 14番 三井寺15番 今熊野観音寺19番 行願寺(革堂)、18番 六角堂

6回目 平成24年2月19日 「紀伊半島一周」 紀州南部ロイヤルホテル 泊
 1番 青岸渡寺2番 紀三井寺3番 粉河寺4番 施福寺(失敗)

7回目 平成24年3月19日 「鳥取砂丘」 グランパスinn三朝 泊
 27番 園教寺

8回目 平成24年6月15日 「琵琶湖」 琵琶湖ホテル
 30番 宝厳寺32番 観音正寺31番 長命寺13番 石山寺12番 岩間寺10番 三室戸寺11番 醍醐寺

9回目 平成24年7月7日 「奈良」 ホテル日航奈良 泊
 8番 長谷寺番外 法起院7番 岡寺6番 壺阪寺9番 興福寺南円堂5番 葛井寺4番 施福寺

10回目 平成24年8月19日 「神戸」 ホテルオークラ神戸 泊
 25番 清水寺番外 花山院21番 穴太寺20番 善峯寺番外 元慶寺

1年間10回の旅行で33ヶ所と番外3ヶ所を回り終えて、20番の善峯寺で24年8月20日に満願証を頂きました。
納経帳に朱印を押して貰うのですが、お経も読めないし、写経や納経もしていません。
ただのスタンプラリーですが、家族の健康と幸せを祈って手を合わせてお参りしていると、今度はお経を覚えてみたいな
などとも思うようになりました。

2周目にもチャレンジしたいと思います。

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番外 元慶寺

京都山科にある番外札所 元慶寺に寄って帰ってきました。

住宅街の中の小さなお寺とは聞いてたけど、道が狭いし、その割に交通量が多くてうろうろしてたらクラクションならされるしで大変でした。
駐車場は2台ありましたが、狭い路地へ入って行かなくてはならず、とても入れません。
結局路地の入り口で止めておいて走ってお参りしてきました。

百人一首 「天つ風雲の通い路吹きとぢよ乙女の姿しばしとどめむ」で知られる遍昭僧正の開基です。
西国三十三ヶ所の巡礼を再興した花山天皇がここで出家して2年あまり過ごしたとして番外札所となっています。

山門です。

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 本堂は薬師如来と遍昭僧正の木像がありますが、見られませんでした。

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第20番 善峯寺

国道9号から町の中の狭い道を通って西山 善峯寺へ。
立派なゲートの付いた有料駐車場(500円)、写真の山門で拝観料500円です。

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広大なお寺で周遊コース40分です。
徳川将軍綱吉の母 桂昌院によって再建された建物が多いです。
元禄5年(1692)に建立された本堂。
十一面千手観世音菩薩が本尊です。

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 全長40mあまりの「遊龍の松」 天然記念物 は「日本一の松」の看板がありました。CIMG0072.JPG

 京都の街がよく見えます。

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これで西国三十三ヶ所 満願ということで納経帳の後ろに満願之証という印を押して貰いました。

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第21番 穴太寺

神戸から山越えして京都府亀岡市へ。穴太寺とかいて「あのおてら」です。

奈良時代末期705年の創建ですが、兵火により焼失し徳川末期に再建されました。

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 本尊の聖観音像は33年に一度の開扉です。

本堂横に涅槃像が布団を被って寝ていて、自分の良くしたいところを撫でると良いそうです。
頭と腰を中心にしっかり撫でてきました。

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2012年8月19日

番外 花山院菩提寺

西国三十三ヶ所観音霊場を再興された花山法王がこのお寺で隠棲されたそうな。
お寺へは怖いくらい急坂の参道を登ります。参道は維持協力費として500円。

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花山法王が景観に感銘されただけあって、見晴らしはすばらしい。
有馬富士、千丈寺湖が見える。

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奥が本堂、手前が薬師堂

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 花山法王殿と呼ばれる本堂。

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ここの御朱印は掛け軸には菊のご紋が押して貰える。納経帳と笈摺はお葬式の時にお棺に入れてあの世まで持って行く物なので菊のご紋は恐れ多いので駄目だそうです。

 

第25番 御嶽山 清水寺

兵庫県加東市にある清水寺です。

十一面千手観世音菩薩は30年に一度開扉される秘仏です。

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根本中堂 大正6年に再建

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 根本中堂の裏にある「おかげの井戸」
 寺の名前の由来となった井戸だそうです。井戸に顔を写すと3年寿命が延びるとか。
 もちろん3年伸ばして来ました。

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2012年7月 8日

第4番 槙尾山 施福寺(槇尾寺)

前回、ナビが裏道を案内して行けなかった槇尾寺に再チャレンジ
今回は駐車場の観光センターを目的地にしたので、間違いなく到達。

ゆるやかな石段を右手に川の音を聞きながら登っていくと山門がお出迎え。

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山門を過ぎるとだんだん山道になってくる。

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結構、大変です。西国巡礼難所のひとつだそうな。役小角、行基菩薩が修行した山岳修行の道場。今はダイヤモンドトレイルとかいう名前の登山コースの一部で参拝者だけでなく、登山を楽しむ人も多くすれ違いました。

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 弘法大師がここで修行し、この地で剃髪したと伝わる御髪堂まで来るともう少し。

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 最後の階段です。

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 本堂 ご本尊の十一面千手千眼観世音菩薩は毎年5月1日から15日間公開される。

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第5番 紫雲山 葛井寺

商店や住宅に囲まれた狭い路地の奥にあり、参拝者の駐車場は500mほど離れたNTT藤井寺ビルの横にあります。

立派な南大門に紫雲山の扁額

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 本堂 右の松は楠木正成ゆかりの旗掛けの松

 ご本尊は秘仏で毎月18日に御開扉される。

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 大師堂の前にこんなのがありました。

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第9番 興福寺 南円堂

藤原氏の氏寺として隆盛を極めた興福寺の伽藍のひとつ 南円堂(1789年再建 重文)

ご本尊の不空羂索観音菩薩座像(国宝ょは秘仏で10月17日に開帳される。

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御朱印を頂いた後で国宝館へ行って有名なイケメンの阿修羅像を拝んできました。

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2012年7月 7日

第6番 壷阪山 南法華寺(壺阪寺)

浄瑠璃 「壺坂霊験記」で有名なお寺。

本尊の11面千手観世音菩薩は古くから目の観音様として信仰されている。

仁王門

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仁王像の前に大きな木の下駄があって写真撮影スポットとしているなど、あちこちに観光客の喜びそうな演出がある。

 三重塔(重文) 1497年再建

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 八角円堂 ご本尊の観音様のほか、壺坂霊験記の按摩 沢市の杖が展示され触ると夫婦円満のご利益があるという。

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 観光客向けの写真スポット

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 インド政府より送られた大観音石像

 手前は大涅槃像

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