侘助ノ白
居眠り磐音 江戸双紙 30巻
でぶ軍鶏の利次郎が親父の供で土佐へ帰国。
土佐の特産品をめぐるお家騒動と江戸の磐音の道場に現れた槍折れの小田平助をめぐる話が並行してすすむ。
でぶ軍鶏が強かったという痛快なチャンバラと、餅つきの達人というだけでなく滋味あふれるキャラクターとして新しい脇役になりそうな小田平助が登場。今後の話にふくらみが出そうで期待が持てる。
佐伯泰英のチャンバラ小説 文庫書き下ろしはすごいペースで書いているらしいが、ファンになってみると、ひと月に1冊ペースでは物足らない。鎌倉河岸も密命も早く次が読みたい。
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