来宮神社の観月祭
今年は仲秋の名月が早くて9月8日だそうで。あいにくの台風の影響で時々、強い雨の降るお天気。
来宮神社の観月祭に行ってきました。まずは明るい内にお参り。
ご神木の大楠は樹齢2000年を越えて本州1位の巨樹と言われています。周囲23.9m、高さ26m
幹を1週廻ると寿命が1年延びると言われています。
観月祭の演奏会 ホテルで食事の後に来たので最初の「豊栄の舞」には間に合わなかった。
「三段の調べ」
「越天楽」 えてんらく
8種類の楽器で約20人の演奏。雅楽の中で越天楽は最も有名な曲。
笙など楽器と音色の紹介が有ってからの演奏なので良かった。特に笙は17本の竹筒をまとめてリードが付けてある楽器で、吹いても吸っても音が出るようになっていて、演奏開始から終了まで息継ぎの休みなく続けて音を出すんだそうです。確かに、笙で始まって笙で終わっていたようです。一人黒色の笙を持った人が居てその人が西洋音楽なら第一バイオリンでしょうか。
「賀殿急」 かでんのきゅう
「賀殿」独特の甲をかぶり、右肩を脱いだ装束で踊る。
「長慶子」 ちょうげし
管弦のみで演奏会の最終曲として必ず奏され、参会者の退場音楽として演奏される。
麦焦がし饅頭を直来として頂きました。直来とは神事を構成する行事の一つで神様が召し上がったものを頂くことにより、結びつきを強くし力を分けてもらい、その加護を期待するもので、神事の後では必ず行うものだそうです。
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