寸又峡
舘山寺温泉の翌日は紅葉を目当てに寸又峡へ行ってきました。
新東名の島田金谷ICを降りて大井川を遡ります。途中道が狭くすれ違い出来ない山道となり、舘山寺からでも3時間半ほど掛かりました。
駐車場から旅館や土産物店の並ぶ道を奥へ進むと橋のたもとにカモシカのモニュメントがあります。
ここからは車の通行禁止です。寸又峡温泉では「芸者やコンパニオンを置かない」「ネオンサインは付けない」「山への立て看板は設置しない」の三原則を守って日本一清楚な温泉保養地を目指しているそうで、しっとりと落ち着いた雰囲気でした。ここでゆっくり泊まった方が良いですね。
寸又峡プロムナードコースという一周90分の道があります。一般車は通行禁止ですが、ゴルフカートが1台あって足の悪い人は乗せて貰えるようです。道路は車の通れる道でそんなに急な道ではありません。
トンネルを抜けると大間ダムのダム湖が見えます。ここから車道を離れて吊り橋へ向かって急坂を下ります。
紅葉は常緑樹の間に黄色い葉っぱがある感じです。でも湖の色が綺麗でした。
夢の吊り橋に到着。長さ90m 高さ8mだそうです。
吊り橋は2枚合わせて幅が60cmほどの板を渡ります。すれ違いが出来ないので途中2ヶ所ほど3枚になっていました。休日とか人の多いときは一方通行なんですが、この日は一方通行なのに戻ってくる人が居て橋の手前で台渋滞を引き起こしていました。なんでも4人グループで渡ったけど一人のおばさんがどうしても渡れずにちょっと行って戻って来てしまい、橋の入口をふさいでいます。仲間が帰ってくるのでここで待っていてと言うのですが・・・。(怒)
ようやく一人戻って来て、通行再開。定員10人と言うことで10人揃って渡り始めました。揃って歩くので余計に揺れて結構怖い。
床板に張ってあるワイヤーが途中1本切れて緩んでいるのを見つけてしまい、余計に怖い。片手に三脚を持っていましたが、手すりの高さのワイヤーを両手広げて捉まりながら渡りきりました。途中でカメラを構える余裕はありませんでした。iPhoneなんかポケットから出したら落としてしまいそう。
渡りきった所から急階段でしばらく登ります。
登り切った所に尾崎坂展望台(560m) 近くの木々が育っていて渓谷の見晴らしが悪くなっています。
団体客は持参のお弁当をここで食べていました。
ここまで登ると帰りは飛龍橋という車の通る橋(長さ72m 高さ70m)を渡ってゆっくりと歩いて帰ります。
急坂、吊り橋、急階段を行く自信の無い人はこの飛龍橋へ回って下さいと案内されています。
飛龍橋から夢の吊り橋を望む(ズーム)。
飛龍橋からは肉眼ではこんな感じ。