八州狩り
狩りシリーズ 第1巻
主人公は鏡新明智流 夏目影二郎
人を切って遠島寸前に勘定奉行の父親に助けられて密命を受けて腐敗した八州廻り同心を狩る。
裾に重りを入れた長合羽を振って倒すとか、玉かんざしを手裏剣のように投げるとか、剣だけでは無い戦い方。あかという犬を連れて旅をするなどかなりユニークなキャラ設定
第1巻は光文社文庫では後の刊行となるが、影二郎の生い立ちを説明する巻で平成12年に日本文芸社の日本文庫に収録されていたものの再刊。
シリーズを通した敵役は居ない・・?のかな。第1巻では国定忠治が登場。天保年間の飢饉の混乱した時代が背景。
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