ルナ・ゲートの彼方 - くもの巣日記2

2009年3月23日

ルナ・ゲートの彼方

著者 ロバート・A・ハインライン
訳者: 森下弓子

創元推理文庫
1989.3.24初版 2009.1.23 7版

Tunnel in the Sky
1955

なんとまだ読んでいないハインラインを発見。と思ったらジュブナイルの文庫化
でもハインラインは少年から青年になる年代の若者を主人公に、歴戦の勇者が退役して先生。
という筋書きが多いから、ジュブナイル(子供向け)の読み物に合っているのかも。

で、ジュブナイルかーと思いながら読んだら、めっちゃくちゃ面白い。大人向けの創元推理文庫で出された訳だ。
ルナゲートという次元転送装置を使って未開の惑星にサバイバルテストに出された高校生のクラスが超新星の爆発で転送装置の不具合が出来て帰れなくなる。15少年漂流記のSF版だが、最後のどんでん返しがなんともジュブナイルに留まらない傑作。

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