2009年2月アーカイブ: くもの巣日記2

2009年2月27日

天地人 地の巻

お船との結婚により直江家を継いだ兼継が上杉家の家老として織田軍の侵攻から越後を守る。
「乱世の終結」という義を掲げて天下統一を目指す秀吉と結ぶ。兼継も大坂や京へ出て千利休と交わったりして世間を広げると共に石田三成と仲良くなる。

本能寺の変や秀吉の天下取りが越後から見て描かれているので、あっという間に秀吉の天下になってしまったりする。相変わらず一人称的な描写に乏しく、淡々と天上から見ているかのように筋書きが進み、直江兼継への感情移入がし難い、いかにもTVドラマ原作のシナリオ的な感じ。

2009年2月25日

偽小籐次

酔いどれ小籐次留書 11巻

また御鑓拝借の仇打ちとて肥前小城藩の仕立てた偽物が騒ぎを起こす。
しかし、この回で1番の出来事は小籐次あこがれのおりょうさんと結ばれたこと。一夜の夢と小籐次はふっきってしまったようだが、おりょうさんとの仲はこの先どうなるのか楽しみ。

天地人 天の巻

大河ドラマの原作を読んでみました。

TVのように子役は無しで妻女山を偵察に行って武田に追われるところから、謙信が死んで影虎と景勝の跡目争いの決着まで。
跡目争いでの食料調達や武田との同盟交渉などようやく兼次の活躍する場面が出てくる。

が、筋書きが淡々と進んでいくばかりで、小説としての面白さはいまひとつかなー。
TVの原作だからTVドラマは今後どうなるんだろうという興味がなかったら読まない・・と思う。

2009年2月24日

薫風鯉幟

酔いどれ小籐次留書 10巻

題名は小籐次の住む長屋の近くにお妾さんが住むようになり、鯉のぼりが上がっているという風景。
百姓船のうずという娘が無理やり嫁にやられそうになり、引き取ってのひと騒動。あまり大がかりな騒ぎでなく江戸の市井の生活の中での事件を描いたほうが好きですね。

別シリーズと似て来ちゃうけど。

春雷道中

酔いどれ小籐次留書 9巻

水戸へ行燈の製作指南のために出立。前作では攻城箭ら怪しい術使いやらが出て滅茶苦茶になったので、ここらで舞台を変えて気分転換か。
相変わらずご金蔵破り一味とか久慈屋の3番番頭の反乱?やら小籐次の行くところ波乱万丈。

2009年2月22日

騒乱前夜

酔いどれ小籐次留書 6巻

水戸藩へ行灯作りの指導へ行き、間宮林蔵と日本地図に絡んだ水戸藩のお家騒動に巻き込まれる。間宮林蔵が幕府の密偵だったとは。

追い腹組が雇った刺客も相変わらず次々と現れる。なんとなくマンネリかな。

 

一首千両

酔いどれ小籐次留書 4巻

紙問屋の供で水戸へ行くことになるが、竹細工の行灯作りで水戸藩との関係が出来る。
厩番だったのに、市井に住むようになってから豪商の紙問屋とか老中とか大番頭、御三家の水戸などやたら交流の世界が広がってきたね。

追い腹組とは別に小籐次の噂がもとで千両の賞金をかけられて次々と武芸者の刺客が現れる。10人と思ったが、4人でおしまいみたい。しかし、追い腹組も国元の剣術師範とか、賞金稼ぎも名のある武芸者とか次々と手強い相手が出てくるけど、絶対勝つのはこの手のチャンバラ小説ではお約束ですから。

2009年2月21日

寄残花恋(のこりはなよするこい)

酔いどれ小籐次留書 3巻

前巻で13人斬りの決闘で傷ついた体を湯冶で癒すとともに、甲府でまたまた騒ぎに巻き込まれる。老中の密偵のおしんを助けて老中にもコネが出来るし、おりょう様の主人の大番頭の危難も救うなど大活躍。
葉隠れの精神でおさまらない鍋島藩士が追腹組という結社を作って刺客に現れるしでなかなか大変。題名は葉隠れから。葉の影で人知れずそっと咲いた花が・・・ということで小籐次のおりょう様への想いを現わしているような。

2009年2月17日

竜笛嫋々

酔いどれ小籐次留書 8巻

竜笛嫋々(りゅうてきじょうじょう) おりょうが吹く竹笛が鳴り響くさま

奇妙な公家の出の高家肝入り畠山某という妖術使いにおりょうがさらわれる。
とうとう普通の剣術使いでは相手に不足になってしまい、変な催眠術だか妖術を使う相手を出現させるとともに、江戸に砦と200人からの荒くれを籠らせての攻城戦という設定。
だんだん荒唐無稽で苦しくなってきたね。

このところ、最後が決着の着くのが最後のページというスタイルが多く、あれ?終わったのという感じ。

2009年2月16日

子育て侍

酔いどれ小籐次留書 7巻

子連れの剣客を討ち果して、その赤ん坊を育てることになる。
最後で赤ん坊を片思いの「おりょう」さんに預けて刺客との決闘に挑むとは、おりょうさんとの今後の関係に進展がありそう。
今回も章ごとに一話読切りスタイルで話が片付くので、月刊誌への連載かと思ったら、巻末に書き下ろしですとありました。

2009年2月15日

孫六兼元

酔いどれ小籐次留書 5巻

酔いどれシリーズ ブックオフで見つけたのが巻が飛んでいたので、3,4を飛ばして5巻目

芝神明社の揉め事を解決したお礼に孫六兼元という名刀をもらうが、高尾山に籠って砥いでいる最中に謎の武芸者に盗まれる。
小籐次の武名を聞きつけて仇討ちだけでなく、湯屋で襲われたり忙しい。今回は章ごとに読切りの短編が5本入っているような趣きだった。

プリウス

トヨタのツインカムでプリウスのカタログを貰い、10thアニバーサリィエディションを見て来ました。

クルーズコントロール
S-VSC
スマートエントリー
本革巻ステアリングホィール
ディスチャージヘッドランプ
HDDナビ
インテリジェントパーキングアシスト
オリジナルキーボックス
イルミネーテッドエントリーシステム

がSパッケージに付いて281万4000円だそうです。

後席の広さは足元や頭上のゆとりもあり、まあまあ
ダッシュボードはプラスティックぽくてやっぱり安っぽい
トランクは第一印象 浅い!  一段めくって収納(予備タイヤ無)できるけど、ゴルフバッグは後席を倒さないと入らなそう。

10thエディションは色々オプションが付いてお得だけど、インサイトに対抗する値段のバージョンはきっと欲しいオプションが付いていないんでしょうね。

2009年2月14日

DIAMOND

フレンチのお店が出来たと聞いたのでランチに行って来ました。
日進市のピアザというスーパーのつぶれた後から少し北へ行き、高速をくぐる手前に「Cafe & French DIAMOND」というお店がありました。
以前は普通の喫茶店だったようですが、改装してランチタイムだけフレンチのランチを始めたようです。

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前菜に魚介のココット焼き パセリとニンニクバター

メインに岐阜県産若鳥のローストを選択しました。

パンとデザート、コーヒーで1400円は安いし美味しかったです。

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三好池の梅

暖かかったので三好池にウォーキングに行って来ました。駐車場が入りきれないほど賑わっていました。梅の花も咲いてもう春が来たかのよう。気温18度だって。

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2009年2月13日

意地に候

酔いどれ小籐次留書 2

小籐次は砥ぎの仕事でなんとか江戸の町で生活していけるようになるのだが、御鑓拝借の時に倒した相手の縁者が仇打ちとして次々に挑んでくる。
江戸の町での長屋暮しがしっかり描かれていて居眠り巌音シリーズのような江戸情緒も感じられ、好きなシリーズとなりそう。
タイトルの「酔いどれ」があまり意味無いような気がするけどね。

2009年2月12日

御鑓拝借

酔いどれ小籐次留書 1巻

幻冬舎文庫の酔いどれ小籐次シリーズ
厩番の小者でありながら来島水軍流の達人、小籐次が藩主の恥を雪ぐために藩を首になって敵の4藩の大名行列に殴りこんで鑓を奪うという痛快な物語。

来島水軍流という聞きなれない流儀はいまひとつ特徴がわからないが、二尺一寸三分という短めの太刀で相手の太刀の下をくぐって中へ入り込むのがミソのようだ。

他シリーズの薩摩示現流のようなやたら飛び跳ねるのとは違うので、またチャンバラシーンも面白みがちがうかな。
シリーズものらしいが、1回で目的を果たしてしまい、次回以降どんな展開になるのかな。楽しみというかちょっと心配。

2009年2月 7日

インサイトの試乗

ホンダのインサイトが発売になったので、試乗してきた。

コンパクト。

中は意外と広い。

ゴルフバッグが横に積める。

ハイブリッドだけど運転感覚は意外と普通。

アイドリングストップが自然でショックなしで再起動する。すごくスムーズ

インテリアはラグジャリーさが足らない。でもプリウスも同じくプラスチックぽい

エコドライブのコーチナング機能は面白い

小さい車か同一レベルからの乗り換えなら安いこともあり、問題ないんだけど、オデッセイのアブソルートからの乗り換えだとダウングレードなので、パワーとか広さが落ちるのを我慢できるかどうかだな。

でも、自民党の税制改革案だとハイブリッド車の重量税と取得税を免税にするとあるので、12万ほど安くなる。安くなってからで良いかと二の足を踏んでしまう。
5月にプリウスのモデルチェンジがアナウンスされているし、ということで自民党はトヨタの味方でこんな減税案を出した?

流星の鎧

iphoneのRPGゲームをやってみた。

昔、メガドライブで発売された「流星の鎧」というゲーム。
ドラクエみたいなアニメ。移動は平面で上から。戦闘は図のように対面式。

操作はiphoneのタッチパネルでストレスなく出来る。図の戦闘シーンでは剣か魔法かアイテムかなどを選択すると誰に?となるので対象をタッチすればよい。

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そこそこ面白かった。
でも残念なことがいくつか。


1.武器や防具の属性が全く働いていない
 「メカに効果」とか「フレムルを防ぐ」などの属性が効いていない。せっかく500000も出してゴッドブレードを手に入れてHP回復の剣の効果を期待したのに。

2.レベルが上がりすぎでゲームバランスが悪い
 レベル50もあれば良いらしいが写真のようにレベルが100を超えてしまった。HPは999で打ち止め。また、レベルが上がるとHPもMPも満タンになるのでほとんど回復に気を使わずにガンガンやっていればクリアしてしまう。

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3.ネーナの魔法強すぎ
伝説の流星の鎧 VAY シリーズの鎧と剣フル装備でレベル100の主人公の打撃が350くらいなのに、ネーナのフレムルというMP4しか消費しない初歩的な攻撃魔法で900オーバーの威力とは、ちょっとバランス悪い。もっとも女神の杖や女神のロープなど知性上昇アイテムフル装備にしたけどね。

4.迷宮が難しすぎ
PCでノートに地図をメモしながら遊べるならまだ良いけど、iphoneを電車の中などで遊ぶ場合、メモは取れない。迷宮が複雑すぎてiphone向きではない、まあPC版をそのまま移植のようなので仕方ないかも。
最後のてんくうようさいでの無限回廊の四角い箱のような入口が並ぶ部屋は一番上の段、右から2個目を入って、上の写真のようなワープゾーンで迷っていたらとうとうラスボスに到達しました。

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ラスボスもダメージ120くらいの全体水属性攻撃が最強。炎系の魔法はなし。てんくうようさいに来る前の城の中の迷路で見つけた炎系の魔法を無力にする魔王の指輪の意味ないじゃん。

5.アニメがいまひとつ
移動や戦闘は好きだけど話の間に挿入されるアニメがすごく違和感がある。メガドライブで売れなかった原因かも。

ラスボスを倒してエピローグで王位についておしまい。もともと結婚式の前夜に婚約者を誘拐されたのが始まりだったのだが、死んでしまうし。ちゃんとハッピーエンドにしてくれ。

ryusei006.jpg6.アイテムの扱いがあれれ?
ラス前の骨でできた城の中で最終の流星の鎧にオーブが吹き込まれて、もっていたVAYシリーズの鎧と剣が自動的に着用される。このとき主人公の来ていたゴッドシリーズの鎧や剣が無くなってしまう、せっかく高い金やダンジョンすみずみまで探し回った苦労して集めたものを勝手に消すな。
その時点まででゴッドシリーズは最強、最高価なものなので主人公が着用してるでしょ。普通。
唖然として前のセーブデータからやり直した。アイテム集めもRPGの魅力なのに。


良い点。

オートセーブでいつでも中断、復帰できる点。ここは携帯ゲームならではの配慮かな。

2009年2月 1日

スパムメール

最近スパムメールが多くなった。PCのOUTLOOKでスパムフィルター処理していたが洩れるのもあるし、iphoneのメールではフィルターが効かないので困った。

で、導入したのがプロバイダーであるWADAXのスパムフィルター。

 

>>>>>> 対象期間 <<<<<<

 

   2009/01/25 00:00  ? 2009/01/31 23:59

 

>>>>>> 受信メール数 <<<<<<

 

      受信メール数合計 ------------------- 365

      正常に受信されたメール数(%) ------- 65 ( 17.81%

      スパムと判定されたメール数(%) ----- 300 ( 82.19% )

          管理者フィルタによるもの ------- 128 ( 35.07% )

          ユーザフィルタによるもの ------- 172 ( 47.12% )

 

と、1週間で300通を処理してくれた。

 

1.逆援とか管理者のキーワードフィルタと

2.英文メール

3.送信者が自分自身であるメール

 

をフィルターしている。

 

3のアィルターは広告のメーリングリストでは送信者に宛先アドレスが表示されることがあるが、こんな失礼なメールは受けてやらない。

発信者を表示しないのは受けようがないからね。

 

これで少し平和になりました。