黒部ダム
大観峰(2315m)からロープウェイで黒部平(1828m)へ。途中に柱が無いロープウェイです。景観と雪崩のために柱が建てられないんだそうです。
黒部平(1828m)から地中のケーブルカーで黒部湖(1455m)へおります。さすがに1000mも降りると暖かく雪はありません。
黒部湖のエメラルドグリーンの水。
6月頃にならないと観光放水はしないそうですが、こんな山の中によくこんなでかい物を作ったなと感心してしまいます。
トンネルの中の黒部ダム駅から地中の階段を220段上って展望台へ。外階段は落石防止工事のため通行止めでした。
ダムの全景が良く見えます。
お昼に食べた「黒四ラーメン」 エメラルドグリーンのスープ。黒豚のチャーシューが4枚。黒部の太陽を模したでかい卵焼き。
味は塩ラーメンでした。緑色はなんだろう。
ダムサイトにある慰霊碑
ここの手前に黒部湖という看板があり、写真スポットになっている。「カメラ持っている人、シャッター押しますよ。無料です」と盛んに営業。一眼レフと三脚持っているので自分でシャッター押したかったけど、混んでる看板の前でセルフタイマーの時間を遠慮して押してもらった。
こちらのカメラのシャッターを押す前に営業のカメラをテストですとか言って一枚。この慰霊碑を見て帰ってくるまでにプリントして売りつける。
本番で押してもらった写真は人物中心のつまんない記念写真。テストといって撮ったのは人物を嘴にいてダムの湖面とダムを綺麗に入れた写真。
そういう商売なのね。やっぱり自分で三脚を使うんだった。
黒部ダム駅(1470m)からトロリーバスで赤沢岳の下のトンネルを抜ける。このトンネル工事が石原裕次郎と三船敏郎が出演した映画「黒部の太陽」の舞台となった。何年か前の紅白歌合戦で中島みゆきがNHK初出演でトンネルの中から歌ったのもここいらか。
破砕帯という地盤の悪い箇所を掘りぬくのに7か月も悪戦苦闘したらしいが、長さは80mでトロリーバスはあっという間に破砕帯を示す青いランプの場所を通り過ぎてしまう。
「破砕帯ここから」という看板があるらしいが残念ながら止まってくれなかった。
トンネルを抜けると長野県側の工事基地となつた扇沢(1433m)
トロリーバスも以前は都市でも見られたが今はこの立山黒部アルペンルートの2ヶ所だけなんだそうな。