2014年5月アーカイブ: くもの巣日記2

2014年5月22日

三国祭り

三国祭りで山車を見てきた。東尋坊の観光案内所で聞いてきたみくに文化未来館に駐車。

町を見ながら神社の方へ歩きます。商工会館前に観光客用の駐車場がありましたが10台ほどしか駐められず当然満車。お祭りで無いときには利用できそうです。

IMG_7159mark.jpg三国湊座 三国バーガーというのが気になりました。

IMG_7172.JPG材木商の旧岸名家が公開されていました。その隣で農兵節を三味線で唄っていました。

IMG_7160.JPG屋台がいっぱい。人もいっぱい。

IMG_7165.JPG山車が三国神社前に勢揃い。

CIMG7989.JPG山車が動き出すと見物の人の動きがしばらく止められると言うので、後ろの方へ移動。
ところが、山車が動き出したら前の方から方向転換して、こちらへ来た。(^^;
こんな狭い場所をすれ違うのね。

CIMG8000.JPG電線をかわすために山車に若い衆が乗って電線を竿で持ち上げます。

CIMG8003.JPG山車の中には子供が乗って太鼓とお囃子を演奏。

IMG_7166.JPG山車の方向転換するときに「ちょい やまー」とかけ声を掛けて、前と後ろの棒についた若い衆が力一杯回すのを目の前で見ることが出来ました。迫力ありますね。
三国祭りは子供から大人までそれぞれの役割があって町全体で盛り上がっているお祭りでした。
帰りにマンホールのふたの図案になっていみくに龍翔館という美術館に寄りました。
ここは明治時代にだまし絵で有名なエッシャーのお父さんの建築技師を招いて造った小学校があり、同じデザインで再現した美術館です。三国湊は昔から北前船の湊として栄えた町だったんですね。

CIMG8011.JPGここに昔の山車が飾ってありました。高さが9mくらいと今の山車の倍くらいあります。
近代になって電線が張られて高い山車が出来なくなったんだそうで、迫力とデカさにびっくり。

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2014年5月20日

東尋坊

三国のお祭りは13時に山車が出発ということで、東尋坊に寄りました。
東尋坊は3回目なんでああこうだったよね。意外と小さくなった?と言う感じでした。
後ろに見えるのが雄島

CIMG7973.JPG岩の上に歩いて行けるんだけど、手すりも無いし足元悪くて怖いですよ。

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土産物店が並ぶ通りの中に坂井市の観光案内所があったので、三国祭りの山車巡行図などを貰うとともに、駐車場はどこにあるか相談したら、神社の近くは駐める所が無いので三国駅の近くの「みくに文化未来館」に駐められるかもと教えて貰いました。

500羅漢の全昌寺

大聖寺にある全昌寺というお寺に行ってきました。ここは500羅漢が完全な形で残っていることで有名なお寺です。金沢藩および大聖寺藩の武士や町人の寄進により慶応3年(1867年)に完成したもの。

500羅漢 極彩色で綺麗でびっくりしました。

CIMG7963.JPG釈迦三尊、四天王、十大弟子、500羅漢の517体が完全に揃っています。また、寄進した人の名前も記されています。

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全昌寺本堂

CIMG7962.JPG芭蕉と曽良の句碑
 奥の細道の最後にここに宿泊し、ここで芭蕉と弟子の曽良は別れて行きました。
 終夜(よもすがら) 秋風聞くや うらの山  曽良
 庭掃て 出でばや寺に 散る柳 芭蕉

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2014年5月19日

粟津温泉 のとや

能登に加賀屋があって加賀にのとやがあるんですね。
今回は旅亭懐石のとやに宿泊です。

CIMG7951.JPG部屋はベッドルームと10畳の和室の続き部屋。
和室の方に布団を敷いて貰うこともできるみたいですけど、せっかくなのでベッドで寝ました。
両方の部屋にそれぞれテレビが付いていたのは有りがたいです。

IMG_7149.JPG部屋は完全にバリアフリーで段差が全く無いし、部屋の中の廊下も風呂も広々として車いすでの利用を考慮してある感じでした。

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部屋の風呂は使わずに24時間利用できる大浴場に行ってきました。脱衣場も浴室も広々とした立派なお風呂でした。急いでいたので大浴場の露天風呂は利用せず。

さて楽しみな夕食の時間。
ブルーベリー酒で乾杯して、まずは口取り 若い仲居さんが説明してくれたけど、覚えてない(^^;

IMG_7136.JPG鰹のたたき ジュレ状のあんが掛かってました。

IMG_7137.JPGお造り 小鉢に入っているのはノドグロの昆布締め 濃厚な美味しさでした。やっぱり北陸の魚は美味しいですね。

IMG_7138.JPGしのぎ 小松うどん 美味しい出汁とつるつる、しこしこのうどん

IMG_7139.JPG天ぷら 旬の白エビのかき揚げ すぐ横の調理場で揚げたてを出してくれる。

IMG_7140.JPG焼き物 アブラが乗ってるし焼き加減が絶妙 これもすぐ横で焼きたてのジュウジュウいってるのを出してくれました。

IMG_7141.JPG蒸し物 南瓜とえびです。

IMG_7142.JPG鍋物 豚肉と野菜です。旅館の食事にありがちなテーブルの上でアルコール燃料で煮る鍋ですが、美味しくて野菜も全部頂きました。白菜じゃ無くて菜は何だったんだろう。最後まで茎の部分がシャキシャキして良い感じでした。

IMG_7143.JPG石川県産のコシヒカリのご飯と吸い物。ご飯がすごく美味しかった。

IMG_7144.JPGデザートはコーヒーゼリー 和風の料理とどうなの?と思ったけど、上品な苦みが良かった。

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貸し切り露天風呂40分が付いてました。予約時間の前にいちいち片付けをしてくれてるみたいで、履き物や桶などが綺麗に片付けられていて気持ちよかったです。大浴場といっても良いくらいの広いお風呂でした。

IMG_7150.JPG今回は一人1万を切る格安プランだったけど、料理も部屋も満足でした。

特に食事では若い仲居さんが、ビールを飲んでしまったら頼まなくても冷たい水と熱いお茶の両方を出してくれるなど行き届いた気遣いで、熱々の料理を良いタイミングで出してくれて楽しく頂くことができました。一手間かけた美味しい料理で旅亭懐石と名乗っているだけのことはあります。
次回は3万超えるけど焼きカニのプランで泊まりたいですね。

粟津温泉

粟津温泉に着いてひと周り散歩して来ました。
旅館について中に入ったままだと温泉地の雰囲気が判らない。

まずは今日泊まる「のとや」から裏にある「おっしょべ公園」
おっしょべとは「お末」べー(べーとは下女の方言)のことで、下女のお末と下男の竹松の竹松の恋物語があり、粟津温泉が恋人たちの聖地としている。

IMG_7124.JPGここにはこんな顔抜きがありました。

CIMG7942.JPG幸せの鐘 どこにも有りそうですが・・

IMG_7125.JPG5回鳴らしてきました。

CIMG7943.JPG足湯 屋根付きの立派な足湯がありました。

IMG_7131.JPGしあわせの泉の近くにある「お末・竹松像」

CIMG7946.JPGおっしょべ橋 別に何の変哲も無い橋です。

CIMG7945.JPG粟津温泉の総湯  共同浴場です。入湯料400円 8日、18日、28日が休み。この日は18日が日曜だったので翌日の振替え休みになっていました。

CIMG7947.JPG法師という老舗旅館前の黄門杉 加賀三代藩主の前田利常公が那谷寺へ来たときにお手植えになった杉だそうで、樹齢400年。道の真ん中に立っていました。

CIMG7949.JPG大王寺 粟津温泉の守り本尊 薬師如来を安置して建てられたお寺。

CIMG7950.JPG粟津温泉は小さな区域なので一回りしても30分もあれば回れます。でも、恋人の聖地としてモニュメントを造ってはありますが、歩いて楽しくなるような土産物屋さんとか飲食店なども少ないようです。
旅館にお客を囲い込んでるんでしょうね。

永平寺

朝倉氏遺跡から近いので、一度行ったことがあるけど永平寺へ。
さすがに大きいお寺です。観光客も沢山居ました。

CIMG7941.JPG御朱印は参拝前に通用門のところでお願いしておくと、帰りまでには書いて頂けるシステムです。
承陽殿とは永平寺を開いた道元禅師をお祀りしている建物です。

20140519eiheiji.jpgここが承陽殿。

CIMG7925.JPG法堂 1843年に改築。七堂伽藍の一番奥で朝のお勤めなどの法要が行われる場所。

CIMG7927.JPG仏殿 七堂伽藍の中心に位置し、ご本尊釈迦牟尼仏(お釈迦様)が祀られている。

CIMG7932.JPG中央の壇上がご本尊のお釈迦様

CIMG7928.JPG大庫院(台所)の前の廊下にある大すりこぎ棒 撫でると女性は料理が上手くなり、男性はゴマすりが上手くなるんでとか。

CIMG7931.JPG僧堂に掛けてあった大きな数珠

CIMG7938.JPG山門に安置してある仏教の守護神の四天王 2008年に修復
 北を護る 多聞天王 東を護る持国天王

CIMG7935.JPG南を護る増長天王  西を護る広目天王

CIMG7936.JPG山松閣 昭和5年建築 平成6年(1994年)改築で永平寺で一番新しい建物の大広間天井
 昭和5年当時の著名な画家144名による230枚の色彩画 上座から見上げると正面になるように配置されている。

CIMG7924.JPG駐車場を出て走り始めてから「ごま豆腐ソフト」を食べ損ねたことに気づきました。また、次の機会に。

一乗谷朝倉氏遺跡

九頭竜から一乗谷へ抜けて、朝倉氏遺跡を見てきました。
織田信長に滅ぼされて焼けた城下町がそっくり埋もれていたのを発掘調査して遺跡として保存されています。最初、整然と区画整理された跡があるのでオートキャンプ場かと思ってたら、遺跡だそうな。井戸の跡に被せてある井桁が遠目にはバーベキューの炉に見えた。

立体復元された町並みへ。町屋と武家屋敷が当時の工法を忠実に復元されていました。道路と側溝のふたは近代的だったけど観光客の足元のために仕方ないかな。

IMG_7118.JPG住民?と記念撮影

CIMG7912.JPG「朝倉ゆめまる」というゆるキャラの顔抜きもありました。

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復元町並みでソフトバンクのCMロケが行われたそうです。

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朝倉義景の屋敷跡のシンボル唐門 秀吉が寄進したと伝えられて江戸時代中期頃に再建されたもの。後ろの薄墨桜が名物らしい。

CIMG7918.JPG朝倉義景の屋敷跡を湯殿庭園から俯瞰で。この屋敷裏の山の上に一乗谷城という山城跡があります。いざという時に山に登って籠もることが出来るようになっていたんですね。

このあと山城は廃れて平城の時代となり、柴田勝家も福井市の北ノ庄へ城を造ったため、この一乗谷は再建されることが無く埋もれていました。

CIMG7919.JPG一乗谷から3kmほど奧へ入った所に佐々木小次郎が燕返しの修行をしたと伝えられる一乗滝があります。TVか映画で見たことがあるような。

CIMG7920.JPG佐々木小次郎の像がありました。

CIMG7921.JPG朝倉遺跡での出土品などは一乗谷の入口付近にある資料館に展示してありました。
復元町並みに入場料が210円で、この資料館と共通券が230円と安いので見ておくべきですね。

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九頭竜ダム

粟津温泉へ行くのに、なんと今日から名神高速道路が集中工事で車線規制。
渋滞が予想されるということで、東海北陸道の白鳥インターから九頭竜を経由することにしました。
東海環状から東海北陸道、中部縦貫と順調に走行して九頭竜ダムへ。
湖面に新緑が映えて綺麗でした。

CIMG7904.JPG九頭竜ダムはロックフィル式でこの近くの岩と土を盛り上げて造ってありまするダムの高さは128m、全国20位。有効貯水量は3億5300万?と全国8位だそうです。

CIMG7905.JPG近くに道の駅「九頭竜」がありました。2体の恐竜があって、なんとリアルに吠えて動きます。動かないときは15分に5分ほど動くそうなんで、しばらく待っていると良いですよ。

CIMG7907.JPG顔抜きもありました。

CIMG7908.JPG道の駅九頭竜は越美北線の終点「九頭竜湖駅」の駅でもあります。もう廃線になってるかと思ったけど一日5本運行していました。1本乗り遅れると4時間待ちです。(^^;

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2014年5月10日

小堤西池のカキツバタ

刈谷にある小堤西池にカキツバタを見に行ってきました。
残念ながらまだ少し早くて1分から2分咲きとのことでした。

IMG_6989.JPGアヤメは乾いた所に咲きますがカキツバタは水辺に咲きます。

IMG_6996.JPG色の違いはカメラの違いです。

CIMG7879.JPG奧の雑木林も水源林として買収して保護されています。

CIMG7883.JPG小堤西池は京都府・太田の沢、鳥取県岩美町の唐川と並ぶ日本三大カキツバタ自生地として昭和13年に天然記念物となっています。
昔は在原業平の「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」という古今和歌集の詩に詠まれたほど、愛知県のこの辺りはカキツバタが自生していたそうです。看板は昭和15年とありますが、さすがに何代目かと思いますが、隣に有った石柱は当時のものだそうです。写真撮れば良かったね。

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